私は宅地建物取引士です。
普通の学歴の主婦が独学でも頑張れば取れました。
ただ2年はかかりましたが。
今回は大人気資格「宅地建物取引士」を今からでも取得できる方法をおしえ・・・なんてずーずーしいことは言いません。
でも結果合格できたわたしなりの見解や、わたしでも受かった勉強法など紹介したいと思います。
宅建士(宅地建物取引士)になるには?
まずは宅建士(宅地建物取引士)になるには、
- 試験に合格する
- 2年以上の実務経験者がなければ登録実務講習を受講する
- 免許の申請
- 宅地建物取引士の免許書が届く
実は試験に受かるだけでは宅建士とは名乗れません。
この時点で名乗れるのは「宅地建物取引士合格者」ということだけです。
受かっても実務経験がなければ各予備校が実施している登録実務講習を受講する必要があります。
もちろん費用もかかりますし(2万円前後)合格試験もあります。
試験受かっても試験・・・。
やっと登録実務講習が終了してもまだです。
その修了書や合格証書を持って県庁などで登録しないといけません。
これももちろん有料(4万円ほどかかります)。
私の勉強方法
私は宅建に合格するまで2年かかりました。
まず1年目。
GW明けに通信講座のフォーサイトに申し込みました。
2018年度の合格率は全国平均の4.54倍!短期間で宅建に合格できる話題の勉強法とは?決め手は「わかりやすい」「価格が手頃」との口コミでした。
実際にはそこそこお金かかっていて手頃?なのかはわかりませんが、通学講座に比べるとお手頃なのは間違いありません。
とにかくフォーサイトのテキストを動画を見ながら勉強しました。
かなりゆっくりしてたのでこれが終わった頃には7月になっていました。
あわててフォーサイトの過去問題集に取り組み出したのが7月末。
そこからはとにかくこの問題集を延々と解く毎日てす。
本当にこれだけしかする時間がなくて、過去問を通して解くこともできませんでした。
間違いなく時間配分間違えてましたね。
フォーサイトのテキストや動画についてはまた別途まとめたいと思います。
この年は35点合格に対し、33点で不合格という悔しい結果でしたが明らかに知識不足だったな感じました。
そこで、2年目はどうしたかというと・・・
じつはあれこれまた手を出してしまいました。
まず私が最初にここで頑張ろうと決めたのは、
「宅建みやざき塾」でした。
通信ではなく通学で頑張ろうと意気込んでましたが結果、一度の通学で挫折しました。
でも時間とお金があれば本当は通いたかった!!
みやざき先生の授業はとにかくわかりやすいんです。
ただ、時間の都合が合わなかった。
残念でした。
こちらもまた別途まとめたいと思います。
他にもあれこれ手を出しそうになりましたが最後ここでやろうと決断した講座がありました。
それは、
たきざわ宅建
たきざわ宅建をご存知ですか?
私も前年は全く知らなかったのですが色々調べるうちにたどり着きました。
たきざわ宅建はなんとすべての講義が無料で動画視聴できるのです。
しかもかなりわかりやすい。
宅建試験対策として動画を公開されている先生はたくさんいらっしゃいます。
しかし市販のテキストを買うだけでその内容通りすべての授業をしてくれているのはほかには見当たりません。
本当にびっくりです。
しかもテキストも普通の金額ですし、本当ふとっぱらです。
初学生こそまずはタキザワ宅建のテキストと無料動画から入ってみてはどうでしょう。
私は2年目で活用しましたが本当に大活躍しました。
やはり独学だといまいちわからないところが出てきます。
目で見て声で聞く、しかもどのあたりがよく出て今年はここが出そうなど試験対策もばっちり。
これがテキスト代だけで済むなんて・・・すばらしい。
と、絶賛していますが実際はテキストだけでは合格できません。
インプット以上のアウトプットが必要になります。
では私がやったアウトプットとは?
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私のアウトプット方法
1年目、私はフォーサイトの過去問のみを3~5周ときました。
それで2点足りずに落ちたわけですが・・・これは完全にインプットとアウトプット両方の不足でした。
2年目タキザワ宅建のテキストと無料動画を活用し、
さらにタキザワ宅建の肢別過去問と市販の10年分過去問をどちらも5周は解きました。
市販の過去問はどの年度も合格できる水準まで解けるようになっていました。
しかし結果はギリギリ合格でした。
ギリギリだった理由としてあと一歩足りないことがありました。
それは・・・
予想問題集や模試をまったくやらなかったことだと思っています。
今回私が苦戦したのは「法改正」です。
一通り法改正について勉強したつもりでしたが実は全く足りていませんでした。
なんなら試験当日知った法改正の内容もあったくらい知識不足でした。
これは独学者あるあるかもしれません。
では私がやっていた法改正対策と何が足りなかったのかなど確認してみましょう。
法改正対策
毎年新しいテキストには次回の法改正対対応してます。と書かれていますよね。
もちろんだいたいのものには入っています。
しかし本当に全部入っているのでしょうか?
実は私は数冊確認しましたが試験当日まで知らなかった法改正の内容はどのテキストにも書かれていませんでした。
たとえばみやざき宅建のテキストは実は法改正について記載されていませんでした。
授業に通うにつれて必要な資料が配られる仕組みだったようです。
確かに全部通える方には何の問題もありません。
しかし数回しか通えないと最初からわかっていた私にはとても足りないテキストになってしまったのです。(そのほかの内容はとても見やすくわかりやすかったのでその点だけ残念でした)
もちろん法改正があったことは知っていました。
そこで私がやった対策は「アプリ」を利用することでした。
宅建アプリは各社から出ています。
そのアプリで法改正に対応した問題が作られています。
それを利用したのです。
実はアウトプットとして私がやったのはそれだけでした。
そんなにたくさんは出ないだろうと勝手に判断してしまっていたのです。
これが失敗のもとでした。
2019年の問題は想像以上にこの法改正にからんだ問題が多く知識が曖昧過ぎなわたしはかなり苦戦してしまいました。
正直ここをきちんと対策していればもっと点数も取れたはずですし、時間もギリギリではなかったと想定できます。
実際この法改正をきちんと勉強されていた方たちにとって2019年の問題はいつもよりやさしかったと感じている人が多かったようです。
そこで私がやっておけばよかったことは「予想問題」を別途解くことと、各予備校の模試を1度だけでも受けるべきだったということです。
私がやった過去問メインだとその年の法改正に対する問題がまったくありません。
無料アプリだけでは絶対的に知識が足りませんでした。
これはどんな資格試験を受けるときも大事なことなのではないでしょうか。
模試や予想問題は試験になれるためだけではなく、今年の試験の対策を練るうえでも必要なことなんだと試験が終わってからすごく実感しました。
おわりに
私は2回の試験でやっと合格しましたが、
主婦でも独学でも勉強方法さえ間違えなければ合格することができるということが証明いたと私は思っています。
資格を取ることがゴールではありませんが、人生を変える一つの武器になることは間違いありません。
資格試験に合格することで大きな自信がつきました。
もしこれから独学でやってみたいと思っている方、
とにかくアウトプットです。
2020年の試験もまだ時間があります。
合格祈っています!
ちなみに今年受験するなら使ってみたかったテキストはこちら!
合格しようぜシリーズの大澤先生の講義が聞けるテキストは必見です。
絶対おもしろいこと間違いなしです!
楽しく勉強したい人にぴったりです。